インフルエンザの感染経路に「飛沫感染」や「接触感染」があります。
「飛沫感染」とは、せきやくしゃみなどによって飛び散る唾液や鼻水に含まれるウィルスが、口や鼻などの粘膜に付着して感染することを言います。
そして、「接触感染」は手やドアノブなどを介してウィルスが付着し、その手で目や鼻、口などに触れた際に感染することを言います。
飛沫感染を防ぐにはマスクの着用。。。となるわけですが、至近距離で他人のくしゃみを浴びる機会なんてそうそうありません。
そういったこともあり、「マスクは効果がない」という説も目にします。
ですが、マスクをしていることによって、「ウィルスの付着した手で、鼻や口に触れる機会がなくなる」という点については効果があるのではないでしょうか。
接触感染の予防にもなっているのです。
ウィルスの付着した手で鼻や口を触ることで感染が成立す...